icon fsr

文献詳細

雑誌文献

臨床外科40巻11号

1985年10月発行

文献概要

講座 腫瘍マーカー—適応と限界・6

乳癌

著者: 妹尾亘明1 園尾博司1 大浜寿博1 芝田努1

所属機関: 1川崎医科大学内分泌外科

ページ範囲:P.1369 - P.1371

文献購入ページに移動
はじめに
 癌関連物質として広義の腫瘍マーカーが多数報告されている.ここでは当科の乳癌症例に施行したCEA,L—DH,ALPのほかTPAなどの腫瘍マーカーとしての適応・限界と意義を解析した.すなわち,①乳癌早期診断への可能性,②術後予後の推定,③再発乳癌治療効果のモニターとしての有用性などである.
 現在,乳癌に最も有用な腫瘍マーカーを乳癌研究会が研究課題としてとりあげ全国集計中であり,後日その結果が明らかにされるであろう.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

雑誌購入ページに移動
icon up
あなたは医療従事者ですか?