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講座 腫瘍マーカー—適応と限界・6
乳癌
著者: 妹尾亘明1 園尾博司1 大浜寿博1 芝田努1
所属機関: 1川崎医科大学内分泌外科
ページ範囲:P.1369 - P.1371
文献購入ページに移動癌関連物質として広義の腫瘍マーカーが多数報告されている.ここでは当科の乳癌症例に施行したCEA,L—DH,ALPのほかTPAなどの腫瘍マーカーとしての適応・限界と意義を解析した.すなわち,①乳癌早期診断への可能性,②術後予後の推定,③再発乳癌治療効果のモニターとしての有用性などである.
現在,乳癌に最も有用な腫瘍マーカーを乳癌研究会が研究課題としてとりあげ全国集計中であり,後日その結果が明らかにされるであろう.
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