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臨床報告
膝窩動脈捕捉症候群の2治験例と本邦40例の検討
著者: 松若良介1 大西健二1 秦石賢1 大久保修和1 岡村弘光1 小林芳夫1 塚口功2 佐藤健司2
所属機関: 1大阪府立病院心臓センター 2大阪府立病院放射線診断科
ページ範囲:P.1421 - P.1426
文献購入ページに移動膝窩動脈捕捉症候群とは,膝窩動脈がその走行異常等のために周囲の筋肉により圧迫され下腿の血行障害をきたすまれな疾患である.本邦では,稲田ら1)が1972年に初めて報告して以来現在までに40例が報告されている.我々は最近本疾患の2例を経験したので若干の文献的考察を加えて報告する.
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