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文献詳細

雑誌文献

臨床外科40巻12号

1985年11月発行

文献概要

カラーグラフ 胆道疾患の外科病理・4

リンパ濾胞性胆嚢炎

著者: 武藤良弘1 仲間ベンヂャミン1 出口宝1

所属機関: 1琉球大学医学部第1外科

ページ範囲:P.1479 - P.1481

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リンパ濾胞性胆嚢炎とは
 通常の慢性胆嚢炎とは異なり,粘膜固有層にリンパ濾胞(lymph follicles)の形成がみられる胆嚢炎はchole—cystitis lymph-follicularis,chronic follicular chole—cystitis1-3)と呼ばれている.このリンパ濾胞形成の程度は症例によりまちまちであるが,胆嚢全体に,すなわちいずれの組織切片にもリンパ濾胞形成がみられるものをリンパ濾胞性胆嚢炎と定義し,胆嚢の一部にリンパ濾胞形成がみられる症例や不完全なリンパ濾胞形成例は除外した.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

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