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文献詳細

雑誌文献

臨床外科40巻12号

1985年11月発行

臨床研究

血行再建を伴つた悪性腫瘍広汎合併切除の経験

著者: 清水康廣1 久保義郎1 岡野和雄1 松前大1 今脇節朗1 今吉英介1 金藤悟1 清水信義1 内田發三1 寺本滋1

所属機関: 1岡山大学医学部第2外科

ページ範囲:P.1565 - P.1571

文献概要

はじめに
 今日,腫瘍外科の一般的趨勢は,より根治性を高める目的で,根治的広汎切除を行う傾向にあり,進行性悪性腫瘍で隣接臓器に浸潤の及んだ症例に対しても,それらを腫瘍とともに積極的に合併切除する傾向がみられる.
 とくに最近における血管外科の進歩,発展とその普及にともない,従来は根治手術の適応外とされていた主要血管への浸潤を有する症例に対しても,主要血管を合併切除し,血行再建が行われ始めている.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

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