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文献詳細

雑誌文献

臨床外科40巻13号

1985年12月発行

特集 肝内胆石に対する胆道ドレナージ手術

外側区域切除兼拡大胆管空腸吻合術

著者: 角田司1 吉野寮三1 山本賢輔1 元島幸一1 山口孝1 井沢邦英1 野田剛稔1 原田昇1 土屋凉一1

所属機関: 1長崎大学医学部第2外科

ページ範囲:P.1663 - P.1671

文献概要

 過去15年間に経験した120例の肝内結石症の治療成績を病型別,手術術式別に検討した.左右肝管合流部より肝内胆管に狭窄・拡張性病変を有する原発性肝内結石症では結石生成の主たる場所はその上流の拡張性病変と考えられ,完全な病巣切除が困難な左右型原発性肝内結石症例では,狭窄部の解除と完全切石さらに拡張部のドレナージが期待できる術式を行う必要がある.かかる術式として,外側区域切除兼拡大胆管空腸吻合術が最も有効と考えられた.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

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