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文献詳細

雑誌文献

臨床外科40巻13号

1985年12月発行

腹部エコー像のPitfaill【最終回】

コントラスト分解能—スペックル(Speckle)について

著者: 松田正樹1

所属機関: 1都立墨東病院消化器内科

ページ範囲:P.1713 - P.1715

文献概要

 図1の如く肝臓の管腔物を除く腫瘍Aおよび肝実質Bの超音波像をみると,ブツブツした粒状の画像が得られる.これはスペックル(Speckle)といわれるもので,肝実質内,腫瘍内の波長により小さな微細構造からの超音波散乱波の合成によつてできるパターンである.超音波画像を読む場合,このスペックルの現われ方で現実の診断がなされる場合が多い.
 さて,この散乱波を述べる前にエコーの反射について復習しておこう.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

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