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文献詳細

雑誌文献

臨床外科40巻13号

1985年12月発行

臨床報告

Winslow孔ヘルニアの2例

著者: 林良彦1 猪熊泰造1 後藤庸嘉1 内山元昭1

所属機関: 1九州労災病院外科

ページ範囲:P.1767 - P.1769

文献概要

はじめに
 Winslow孔ヘルニアは腸閉塞として発症し,手術適応となる稀な疾患で,術前診断はしばしば困難とされている.診断の遅延は時に壊死のため腸切除を必要とし,あるいは致命的となる危険を秘めている.われわれは腹部単純X線写真あるいは胃造影所見より術前に診断しえた本疾患の2例を経験したので,若干の文献的考察を加えて報告する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

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