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文献詳細

雑誌文献

臨床外科40巻2号

1985年02月発行

文献概要

特集 腹膜炎治療のノウ・ハウ

手術のノウ・ハウ—穿孔性虫垂炎

著者: 福留厚1 松峯敬夫1

所属機関: 1都立墨東病院外科

ページ範囲:P.233 - P.238

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 外科医が遭遇する腹膜炎のうちで虫垂穿孔性腹膜炎は最もポピュラーな疾患であろう.しかし,時として処置に窮するケースも稀ではない.処置に窮しその処理に難渋を強いられた場合の対処法について,主に手術的操作を中心にし,その際の要領や注意点について述べる.
 当院で行つた腹腔内持続洗浄群のうち,現在までに虫垂穿孔性汎発性腹膜炎例は40例であり,1日以上洗浄できた群では二次的膿瘍の発生は1例もなく,入院期間も単なるドレナージ群に比してはるかに短く成績は良好であつたのでその手技,方法についても合せて述べた.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

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