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文献詳細

雑誌文献

臨床外科40巻2号

1985年02月発行

文献概要

文献抄録

胃癌の術後補助化学療法—1,805例5年追跡成績の解析

著者: 高橋孝行1 石引久弥1

所属機関: 1慶応大学医学部外科

ページ範囲:P.252 - P.252

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 1970年代早期より,診断および手術法の進歩のため日本人胃癌患者の治癒切除成績は著しく向上した.予後改善を図つて手術補助化学療法の臨床研究が行われてきたが,prospective randomized controlled study,特に経口抗癌剤の有効性の評価は少ない.
 日本の297施設を含む,日本の胃癌手術の補助化学療法研究会は1975年5月より1976年7月までの胃癌切除症例2,064例を対象とし,cell cycle nonspecificなmitomycin-C(MMC)投与を導入療法とし,その後のcell cycle specificなFutraful(Tegafur)持続経口投与を維持療法とした併用療法の有効性を検討した.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

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