icon fsr

文献詳細

雑誌文献

臨床外科40巻4号

1985年04月発行

文献概要

Topics

消化管の縫合不全および瘻孔閉鎖に対するフィブリン接着剤の臨床応用(第2報)

著者: 中村紀夫1 坂口友次朗1 田村茂樹1 原伸一1 長尾房大1

所属機関: 1慈恵会医科大学第2外科

ページ範囲:P.569 - P.573

文献購入ページに移動
はじめに
 フィブリン接着剤は,生理的な凝固機序の原理を利用して,創部に多量のフィブリン塊を形成し,組織接着と創傷治癒機転の促進を計ろうとするものである.消化管縫合における補助材料として1,2)のみならず,治癒障害による難治創の治療にも応用できる可能性がある.
 消化管縫合における治癒障害は,縫合部局所の条件と全身的条件によるが,局所的条件のなかには,手技的な要因として縫合法の選択や縫合材料の選択,術者の技術も含まれる.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

雑誌購入ページに移動
icon up

本サービスは医療関係者に向けた情報提供を目的としております。
一般の方に対する情報提供を目的としたものではない事をご了承ください。
また,本サービスのご利用にあたっては,利用規約およびプライバシーポリシーへの同意が必要です。

※本サービスを使わずにご契約中の電子商品をご利用したい場合はこちら