icon fsr

文献詳細

雑誌文献

臨床外科40巻8号

1985年07月発行

特集 噴門部癌の手術術式—適応と根拠

開胸術式—私はこうしている

著者: 佐々木公一1 田中乙雄1 梨本篤1 武藤輝一1

所属機関: 1新潟大学医学部第1外科

ページ範囲:P.907 - P.912

文献概要

 食道浸潤を伴う噴門癌切除例116例を対象に,臨床病理学的特性を考察するとともに,開腹・胸骨縦切・右開胸の到達経路による切除郭清術式の意義について述べた.根治性の向上には良好な術視野のもとに腹腔内および後縦隔,胸腔内リンパ節のバランスのとれた郭清をはかるとともに,腫瘍口側縁から十分な距離を隔てた食道切除を行うことが重要である.本術式は根治性を目指した切除郭清にとつて合目的性をもつものである.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

雑誌購入ページに移動
icon up

本サービスは医療関係者に向けた情報提供を目的としております。
一般の方に対する情報提供を目的としたものではない事をご了承ください。
また,本サービスのご利用にあたっては,利用規約およびプライバシーポリシーへの同意が必要です。

※本サービスを使わずにご契約中の電子商品をご利用したい場合はこちら