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文献詳細

雑誌文献

臨床外科40巻8号

1985年07月発行

臨床報告

十二指腸球部へ脱出した胃脂肪腫の1例

著者: 進藤丈1 蜂須賀喜多男1 山口晃弘1 近藤哲1 堀明洋1 広瀬省吾1 深田伸二1 宮地正彦1 碓氷章彦1 渡辺英世1 石橋宏之1 加藤純爾1 神田裕1

所属機関: 1大垣市民病院外科

ページ範囲:P.985 - P.988

文献概要

はじめに
 胃脂肪腫は胃良性腫瘍のなかでもまれなものであり,一般的には胃粘膜下腫瘍として経験され,術前に脂肪腫と確定診断されることはほとんどない.また胃隆起性病変が十二指腸球部に脱出することも比較的まれな現象である.われわれは,十二指腸球部脱出を呈し,CTで術前診断しえた胃脂肪腫の1例を経験したので,文献的考察を加えて報告する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

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