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文献詳細

雑誌文献

臨床外科40巻9号

1985年08月発行

臨床研究

成人腸重積症の6例

著者: 猶本良夫1 合地明1 岡信孝治1 小林元壮1 大西長久1 大西信行1 山際裕史2 吉村平2 富山浩基2

所属機関: 1医療法人大西病院外科 2三重大学医学部中検病理

ページ範囲:P.1107 - P.1110

文献概要

はじめに
 腸重積症は小児に比較的多い疾患であるが,成人でもまれに経験される.頻度は,小児を含めた腸重積症全体の5〜10%で,その大部分が腸管の器質的病変に起因している1-3).また,多くは慢性に経過し,診断に困難を伴うが,悪性腫瘍に起因するものが多く,臨床上注意を要する4,5)
 われわれも,1966年より1982年の17年間に6例の成人腸重積症を経験したので若干の文献的考察を加えて報告する(表1).

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

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