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文献詳細

雑誌文献

臨床外科41巻1号

1986年01月発行

カラーグラフ 胆道疾患の外科病理・6

石灰化胆嚢(Calcified Gallbladder)

著者: 武藤良弘1 甲斐田和博1 普久原勉1

所属機関: 1琉球大学医学部第1外科

ページ範囲:P.13 - P.15

文献概要

石灰化胆?とは
 壁に高度でかつ広範囲に石灰化(calcification)がみられる胆嚢は,その肉眼像が磁器や陶器に類似するのでporcelain or china gallbladderと呼ばれてきた.しかし,実際の臨床ではこのような典型的症例はむしろ少なく,頸・体・底部のいずれかの一区域に限局する例や二区域に石灰化巣がみられる例が多い(表).石灰化胆嚢(calcified gallbladder)は胆石症症例の約2%に,閉塞性胆嚢症症例の約10%にみられる.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

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