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文献詳細

雑誌文献

臨床外科41巻10号

1986年09月発行

特集 食道静脈瘤硬化療法—その適応と手技上のポイント

食道静脈瘤硬化療法の適応について

著者: 出月康夫1 三條健昌1

所属機関: 1東京大学医学部第2外科

ページ範囲:P.1373 - P.1378

文献概要

 食道静脈瘤の治療に手術的療法,保存的療法のいずれを選ぶかについては,患者の病態を中心とした種々の背景因子を考慮した上で決定しなければならない.緊急出血例に対してはバルーンタンポナーデ法,バゾプレッシンなどにより緊急止血を試み,その後,Child AおよびB群では待期的に手術治療を行い,Child C群では内視鏡的硬化療法を行うことが現状では適当と考えられる.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

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