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文献詳細

雑誌文献

臨床外科41巻10号

1986年09月発行

文献概要

特集 食道静脈瘤硬化療法—その適応と手技上のポイント

硬化療法の実際—テクニックとそのコツ

著者: 萩原優1 猪狩次郎1 栗原肇1 佐藤泰治1 酒井昌博1 田中房子1 得平卓彦1 丸山雄二1 渡辺弘1 柳川忠二2

所属機関: 1聖マリアンナ医科大学第1外科 2聖マリアンナ医科大学薬剤部

ページ範囲:P.1403 - P.1408

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 われわれは食道静脈瘤に対する内視鏡的硬化療法を1979年よりParavasal法を主体に開始したが,緊急出血例にも対処できるように1984年からはIntravasal法で行つている.
 対象症例は,治療の必要がありながら手術が出来ない症例,または術後再発症例としている.
 手技での特徴は,(ⅰ) EOPと呼んでいる硬化剤を独自で工夫し,人血漿トロンビンも併用している,(ⅱ)穿刺針は25Gの細いテフロン針を特注して用いている点にある.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

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