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文献詳細

雑誌文献

臨床外科41巻10号

1986年09月発行

臨床報告

巨大褐色細胞腫の1治験例

著者: 浦口憲一郎1 中山陽城1 名嘉真透1 原口周一1 今村明1 大庭聡1 山名一有1 古賀道弘1 吉田晃治2 野中道泰2 才津秀樹2

所属機関: 1久留米大学医学部第2外科 2国立久留米病院外科

ページ範囲:P.1441 - P.1445

文献概要

はじめに
 褐色細胞腫は副腎髄質,傍神経節などのクロム親和性細胞よりカテコールアミン産生によりさまざまな症状を呈する疾患である.
 以前は比較的稀な疾患とされ,また検査および麻酔時にカテコールアミンの急激な放出および消退により重篤な合併症を起こしうるとされていたが,近年の診断法および麻酔法の進歩により比較的安全に手術が行われるようになり,報告例も増加してきた.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

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