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文献詳細

雑誌文献

臨床外科41巻10号

1986年09月発行

臨床報告

術後腹腔内出血をきたした本態性血小板血症の1例

著者: 森田敏弘1 立花進1 浅野雅嘉1 山森積雄1 古市信明1 三沢恵一1 須原邦和1

所属機関: 1岐阜県立岐阜病院外科

ページ範囲:P.1467 - P.1470

文献概要

はじめに
 本態性(原発性)血小板血症は一般に骨髄増殖性疾患に属し,持続的血小板数増加に,血栓性あるいは出血性病変を伴う比較的稀な疾患である.今回われわれは,胃癌術後腹腔内出血をきたし,再手術時脾摘を行つたため,術後さらに血小板増多,新たな出血傾向を認めたが,ブスルファン製剤の投与にて改善した本態性血小板血症の1例を経験したので,若干の文献的考察を加え報告する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

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