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文献詳細

雑誌文献

臨床外科41巻11号

1986年10月発行

文献概要

臨床報告

腸間膜リンパ節結核の破裂による汎発性腹膜炎の1例

著者: 黒川善栄1 桐岡智二1 神谷順一1 梶田正文1 前田正信1 中村達雄1 秋山三郎1 吉井才司2

所属機関: 1国立療養所中部病院外科 2国立療養所中部病院内科

ページ範囲:P.1589 - P.1592

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はじめに
 結核症は化学療法の進歩により近年きわめて減少した疾患である.ことに肺外結核症の一つである腹部結核はまれになつた疾患といわれている.最近われわれは肺結核の入院治療中に腸間膜リンパ節結核が腹腔内に穿破し,汎発性腹膜炎をきたした1例を経験したので報告する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

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