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文献詳細

雑誌文献

臨床外科41巻12号

1986年11月発行

文献概要

臨床報告

空腸原発の髄外性形質細胞腫の1例

著者: 高尾仁二1 酒井秀精1 苔原登1 岡田喜克1 岩崎誠1 五嶋博道1

所属機関: 1厚生連中勢総合病院外科

ページ範囲:P.1703 - P.1707

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はじめに
 骨髄以外に発生する形質細胞腫は,髄外性形質細胞腫と呼ばれ,その約80%は上気道・口腔に発生し,消化管原発例は稀である.我々は,小腸不完全閉塞で空腸部分切除術を施行し,組織酵素抗体法により髄外性形質細胞腫(IgA—χ type)と確認した症例を経験したので,若干の文献的考察を加えて報告する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

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