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文献詳細

雑誌文献

臨床外科41巻13号

1986年12月発行

特集 ストーマをめぐる最近の話題

自然排便法の進歩—装具とスキンケアの変貌

著者: 進藤勝久1

所属機関: 1近畿大学医学部第1外科

ページ範囲:P.1787 - P.1794

文献概要

 400名アンケート調査の結果,自然排便法はオストメイトの65%に行われており,排便処理回数は日に2回が多く,悪臭はないとした者が47%で,その他は脱臭剤などで防臭可能であつた.
 自然排便ストーマの管理の要点は規則正しい排便とその処理,防臭,周囲皮膚保護の3点である.排便規則性は食物と運動に関係する.
 自然排便法における装具にはスキンバリヤ付ワンピース型クローズド・パウチ(防臭フィルター付)が最も良い,また,将来のストーマパウチには体外直腸肛門機能としての貯留嚢を求めたい.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

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