icon fsr

文献詳細

雑誌文献

臨床外科41巻2号

1986年02月発行

特集 Borrmann 4型胃癌—私の治療

Borrmann 4型胃癌の外科的治療—私はこうしている

著者: 平山廉三1 三島好雄1 松村寿太郎1

所属機関: 1東京医科歯科大学医学部第2外科

ページ範囲:P.177 - P.182

文献概要

 未分化型癌がびまん性浸潤したBorrmann 4型胃癌では,担癌胃と癌波及臓器の広範囲切除と徹底したリンパ節郭清,癌性腹膜炎の予防・治療対策が必要である.
 胃癌手術時,胃近傍の‘anatomical boundary’が判然としない理由からそのリンパ節郭清操作が『過度and/or不足』に終始するとされたが,embryological zygosisを参考にして解析された胃周囲筋膜の層構築の所見はBorrmann 4型胃癌手術に資す.それに基づき術式を解説した.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

雑誌購入ページに移動
icon up

本サービスは医療関係者に向けた情報提供を目的としております。
一般の方に対する情報提供を目的としたものではない事をご了承ください。
また,本サービスのご利用にあたっては,利用規約およびプライバシーポリシーへの同意が必要です。

※本サービスを使わずにご契約中の電子商品をご利用したい場合はこちら