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文献詳細

雑誌文献

臨床外科41巻2号

1986年02月発行

文献概要

特集 Borrmann 4型胃癌—私の治療

Borrmann 4型胃癌の集学的治療—私のプロトコール—手術+免疫・化学療法

著者: 峠哲哉1 弘野正司1 野宗義博1 新本稔1 服部孝雄1

所属機関: 1広島大学原医研外科

ページ範囲:P.201 - P.204

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 Borrmann 4型胃がんについて,予後,術後免疫化学療法,制がん剤感受性について,他のがん型と比較検討すると,Borrmann 4型胃がんにおいても,MMC,PSK,FT−207併用による術後補助免疫化学療法の有用性が示された.Borrmann 4型胃がんは制がん剤に対する感受性も低く,治療の困難性がうかがわれるが,進展形成あるいは免疫学的背景を考慮して,血漿交換療法などの積極的な治療の導入も必要であろう.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

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