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文献詳細

雑誌文献

臨床外科41巻2号

1986年02月発行

臨床報告

乳癌骨転移例における高カルシウム血症クリーゼの1治験例

著者: 塚田昭一1 豊田精一1 相馬剛1

所属機関: 1新潟労災病院外科

ページ範囲:P.255 - P.258

文献概要

はじめに
 乳癌根治術後,腰椎転移をきたし,両側卵巣・副腎摘出術を施行し一時寛解するも,再び,多発性骨転移と,原因不明の昏睡を伴い,再燃した症例を経験した.検索の結果,高カルシウム血症クリーゼと判明し,hydroco—rtisone,carcitoninによる治療で劇的に改善し救命し得た.この症例に対し文献的考察を加えて報告する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

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