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文献詳細

雑誌文献

臨床外科41巻2号

1986年02月発行

臨床報告

膝窩動脈外膜嚢腫の1治験例—CT,超音波検査による術前診断可能性について

著者: 斎藤敏明1 宮本康二1 森義雄1 乾博史1 加藤正夫1 味元宏道2

所属機関: 1岐阜県立下呂温泉病院外科 2岐阜大学医学部第1外科

ページ範囲:P.259 - P.263

文献概要

はじめに
 膝窩動脈外膜嚢腫は稀な疾患で,本症の診断には血管造影が必須の検査であるが,術前に本症を診断するには困難なことが多い.われわれは最近,術前にCT及び超音波検査にて左膝窩動脈に嚢腫の存在を認め,術前診断が可能であり,手術により治癒した症例を経験したので若干の文献的考察を加えて報告する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

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