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雑誌目次

雑誌文献

臨床外科41巻4号

1986年04月発行

雑誌目次

特集 食道癌手術手技上のポイント

胸部食道癌の切除と郭清—胸部郭清について

著者: 加藤抱一 ,   金子剛 ,   渡辺寛 ,   飯塚紀文

ページ範囲:P.401 - P.405

 食道癌の転移再発様式および食道リンパ節シンチグラフィーによる食道リンパ流の検討の結果より,食道癌手術において縦隔最上部リンパ節の郭清の重要性が認識された.その結果に基づいて,われわれが行つている胸部リンパ節郭清術を,上縦隔郭清を中心に示す.郭清範囲は,下甲状腺動脈食道枝にそつた部位から下方で,気管前及び両側旁気管リンパ節も郭清する.この場合重要なポイントは,反回神経の温存と術後の呼吸管理である.

胸部食道癌の切除と郭清—主として腹部郭清について

著者: 鶴丸昌彦 ,   秋山洋 ,   小野由雅 ,   渡辺五朗 ,   宇田川晴司 ,   鈴木正敏

ページ範囲:P.407 - P.412

1)胸部食道癌(Iu 45例,Im 218例,Ei 102例)の腹部リンパ節への転移をみると,癌の占居部によつて転移率に差はあるが,転移のみられる範囲は#1,2,3,7,8,9の範囲であつた.胃の副病変のため胃全摘を併せて行つた26例では#4,5,6への扁平上皮癌の転移はなかつた.
 2)小彎リンパ節への転移は左胃動脈領域内に認められ,右胃動脈領域にはみられていない.
 3)再建に胃を用いる場合は胃周囲のリンパ節郭清と挙上胃の血行を念頭におかねばならないが,左右胃動脈合流点,胃穹窿部の最高点,左胃動脈分枝がそれぞれ胃壁を貫く点を結んだ線を切離線とする.こうすることにより必要十分な胃周囲の郭清と伸展性のよい良好な血行の挙上胃が得られる.
 4)胸部食道癌の腹部リンパ節郭清は占居部位に拘らず,#1,2,3,7,8,9を重点に郭清する.

胸部食道癌の切除と郭清—主として頸部郭清について

著者: 田中乙雄 ,   武藤輝一 ,   佐々木公一

ページ範囲:P.413 - P.416

 胸部食道癌におけるリンパ節転移の実態を頸部,胸部,腹部の3領域リンパ節を郭清した161例を対象に検討し,両側頸部郭清の臨床的意義を考察するとともに,手術手技の実際について述べた.
 胸部食道癌での頸部リンパ節への転移は,癌腫占居部位にかかわらず高率であり,しかも左右差を認めないことから根治性の追求のためには胸部,腹部郭清とともに積極的な両側頚部郭清が必要と考えられる.

食道再建法のコツ—胃管を用いて

著者: 安藤暢敏 ,   阿部令彦

ページ範囲:P.417 - P.421

 胃管を用いる食道再建術は,もつとも平易で標準的である.①③リンパ節郭清を徹底させるためと,十分な長さと良好な血流を保持するために,胃角部より口側の小彎を2ステップで切離し半切胃管を作製する.食道胃管吻合は,器械吻合により端側吻合を行う.すなわち胃管小彎側切離線の先端部よりEEAのセンターロッドを挿入し,対側の穹窿部大彎に小切開を加えロッドを貫通させ,これにアンビルを装着して食道断端に挿入する.縫合不全,吻合部狭窄は極めて少なく,吻合の確実性,均一性などより優れた吻合といえる.

食道再建法のコツ—結腸を用いて

著者: 唐木芳昭 ,   真保俊 ,   坂本隆 ,   宗像周二 ,   山田明 ,   島崎邦彦 ,   小田切治世 ,   穂苅市郎 ,   加藤博 ,   田沢賢次 ,   伊藤博 ,   藤巻雅夫

ページ範囲:P.423 - P.427

 左結腸動静脈を血管茎とする有茎横行結腸挙上による胸部食道再建法について述べた.
 本術式を実施するにあたつての要点は以下のごとくである.1)結腸の長さの測定は結腸自身の長さによらないで,辺縁血管の長さを測定する.2)中結腸動静脈および口側切離線の辺縁動静脈は,結紮切離する前にまずブルドック鉗子で血行を遮断して,左結腸動脈からのcolonic segmentへの血行が十分にあることを確認する.3)結腸は胸骨後経路で挙上するが,たるんだり不自然に屈曲しないようにする.4)結腸胃吻合予定の結腸切離は,直動脈を2本ぐらい切離するだけで切離する.5)頸部食道結腸吻合は端々吻合で,断端層別2層縫合とする.

食道再建法のコツ—有茎空腸移植術について

著者: 西平哲郎 ,   北村道彦 ,   葛西森夫

ページ範囲:P.429 - P.432

 有茎空腸移植術は,手技が煩雑で侵襲も大きいが,術後の愁訴は明らかに少なく,適応を守つて行えば非常に有用な方法である.有茎空腸移植術を行う場合,栄養血管に用いる血管枝の選択を慎重に行うことがまず大切であり,次に血管枝,腸間膜の切離,犠牲腸管の切除,有茎空腸片の挙上といつた一連の操作を,挙上性と血流の2点を念頭に入れて丁寧に行うことが重要である.

カラーグラフ 胆道疾患の外科病理・9

胆嚢非上皮性悪性腫瘍

著者: 蜂須賀喜多男 ,   坪根幹夫 ,   渡辺英世

ページ範囲:P.397 - P.399

 胆嚢非上皮性悪性腫瘍すなわち胆嚢肉腫は,稀な疾患である.しかし最近の超音波検査(以下US),CTスキャン等の画像診断の発達により診断が容易となり,今後手術症例数は増加するものと考えられる.

座談会

食道癌 術後成績向上のために—私たちの工夫

著者: 磯野可一 ,   杉町圭蔵 ,   渡辺寛 ,   武藤輝一

ページ範囲:P.434 - P.446

 食道癌治療成績向上のために,診療各科の壁をこえて,さまざまな工夫がなされている.
 今回お集まりいただいた4先生は練達の外科医であり,かつ治療成績向上のための補助療法にも積極的にとりくまれ,それぞれの創意工夫で遠隔成績の向上を目指されている.手術プラス放射線合併療法,免疫・化学療法,温熱療法,さらにはそれらの複合療法の実際を御開陳いただいた.

原典を繙く・13

Mirizzi症候群(その3)—Diagnostic Des Obstructions Incomplètes Non Calculeuses Du cholédoque. Leur traitement par la cystico-duodénostomie

著者: 石川功

ページ範囲:P.449 - P.452

 症例Ⅳ—胆管狭窄性膵炎,R. P...,30歳女性.18歳時にチフス.満期妊娠3回と妊娠1ヵ月半の流産1回.
 現病歴:患者は,11年来,時には1年におよぶ間隔で起こる背部および肩への放散痛と黄疸を伴う心窩部痛発作に悩まされていた.5力月前より,右腸骨窩および右大腿の疼痛を覚えるようになり,最近では発作が頻発するようになつた.この患者は肥満した女性である.膵・胆道領域には圧痛がみられ,Murphy徴候陽性(深吸気時に肝下部にみられる圧痛で胆嚢炎の徴候:訳者註).右腸骨窩部にも圧痛を認める.胆嚢はX線的に造影されない.

プラクティカル チューブオロジー・5

チューブの縛り方,固定の仕方(その2)—細くて柔らかい材質のチューブの固定—マイクロポンチの作り方と電解研磨

著者: 長谷川博

ページ範囲:P.454 - P.454

 外径2mm以下のようなシリコンチューブ,肉薄の塩ビ,ETFEチューブなどを固定するには,以下のようないくつかの方法がある.

文献抄録

胆管胆管吻合—比較的安全な肝移植手技

著者: 尾沢巌

ページ範囲:P.455 - P.455

 Groningen大学では1979年から31例に肝移植を行つたが,そのうち19例は生存しており,11例は1年から4年半の長期生存している.
 胆道再建は,肝移植のアキレス腱である.胆道再建には,胆嚢空腸吻合,胆管空腸吻合(Roux-en-Y),胆嚢導管を用いる方法が行われているが,Groningen大学では胆道再建には胆管胆管吻合を用いる方針である.すなわち成人の29例はすべて胆管胆管吻合を行い,2例の小児には,胆嚢導管による吻合と胆管空腸吻合を行つた.

My Operation—私のノウ・ハウ

結腸左半切除術

著者: 中野眼一

ページ範囲:P.457 - P.461

適応と手術
 結腸癌や大腸炎症性疾患は本邦において近年増加の傾向にある.結腸左半切除術の適応となる疾患には,下行結腸癌,S状結腸癌及び大腸憩室症などがある.S状結腸癌は大抵の場合,前方切除で治療が可能であるが,下腸間膜動脈根部へのリンパ節転移の場合は血流の関係から本術式の適応となることがある.下行結腸癌の場合,すべて本術式をとるとは限らず,癌の発生部位とリンパ節転移の範囲により切除範囲は異なる.大腸憩室症は筋層の肥厚による内腔の狭小化を伴うため,不完全な切除は,縫合不全の原因となり,思い切つて非病変部を含めて切除する必要性が生じ,本術式になる場合がある.本稿では下行結腸癌における結腸左半切除について記述する.
 本術式を合併症を起こすことなく施行するには次の点に留意することが大切である.

Topics 【最終回】

NMR imaging(MRI)の臨床応用

著者: 宮川昭平 ,   眞野勇 ,   吉田英夫 ,   五島仁士

ページ範囲:P.463 - P.467

後腹膜,骨盤部のMRI
 1.腎
 腎は周囲を脂肪で包まれ各方向の断層面で描出され(図1,2),かつ腎門部から下大静脈にかけての血管も描出され,腎癌などでみられる下大静脈腫瘍塞栓も認識し得る(図3).腎の内部構造や占拠性病変の境界は,期待されたほどには描出されない.水腎症と嚢胞の識別などもX線CTに一歩をゆずる.

手術手技

左胸腹連続切開法による下部食道噴門癌切除術

著者: 鶴丸昌彦 ,   秋山洋 ,   小野由雅 ,   渡辺五朗 ,   宇田川晴司 ,   鈴木正敏

ページ範囲:P.469 - P.474

はじめに
 下部食道噴門癌は,広義のいわゆる食道浸潤を伴う上部胃癌を含めた癌と西1)らの提唱する狭義のいわゆる食道胃境界部癌がある.西によれば,噴門部とは,食道胃接合部(E-G junction)から上下にそれぞれ2cm以内の領域をさし,癌の中心が食道胃接合部から1cm以内にあるものを食道胃境界部癌と定義している.
 しかし,臨床的には,下部食道から噴門部(胃上部)にかけて占居する癌は,食道浸潤を伴つた胃癌が多く,切除術においては,これら両者は同等に扱われている.本稿では,胃上部と食道にまたがつた癌の切除術について述べる.

臨床研究

胆管狭窄を伴つた肝内結石症に対するバルーン胆管形成術

著者: 安藤久實 ,   伊藤喬廣 ,   原春久 ,   西村美知子 ,   江間幸雄 ,   小林武彦

ページ範囲:P.475 - P.479

はじめに
 肝内胆管枝の狭窄を伴う肝内結石症(以下本症)では,狭窄を残存させたままにしておくと,結石の再発や胆管炎などが生じる危険性があるので,結石のみならず狭窄の除去をも行う必要がある.そのため,本症に対する治療法としては狭窄の存在する肝葉の切除が行われる場合が多い.しかし,狭窄が両葉に存在する例や一般状態の不良な例では肝切除が困難な場合も多く,また,本症が良性疾患であることを鑑みれば,より侵襲の少ない治療法がとられるべきであり,肝切除は最後の治療手段であるべきと老える.われわれの施行したバルーンカテーテルによる肝内胆管狭窄部の拡張術は,本症に対する安全容易な治療法と考えられるので,その方法について報告する.

胸郭出口症候群の5治験例

著者: 山下広高 ,   赤坂秀司 ,   岩川和秀 ,   大西克幸 ,   曽我部仁史 ,   大串直太 ,   岩橋寛治 ,   恒川謙吾

ページ範囲:P.481 - P.484

はじめに
 上腕神経叢と鎖骨下動静脈が胸郭出口部の解剖学的変形(頸肋,前斜角筋,肋鎖間隙)により圧迫を受け,感覚麻痺,疼痛,易疲労性等の症状を示す症候群は種々の疾患名で報告されてきたが,Peet1)らによりThoracic outlet Syndrome(以下TOSと略す)として一括された.1966年Roos2)らは,経腋窩的到達法による第一肋骨切除術により,特に合併症もなく93%の症状の改善率をみたと報告している.今回我々は種々の検査にてTOSと診断され,経腋窩的第一肋骨切除術により著明な改善をみた5症例を経験したので報告する.

原発性空腸癌4例の検討

著者: 岩本末治 ,   木元正利 ,   牟礼勉 ,   瀬尾泰雄 ,   今井博之 ,   清水裕英 ,   長野秀樹 ,   林秀宣 ,   笠井裕 ,   山本康久 ,   佐野開三 ,   小塚一史 ,   木原彊

ページ範囲:P.485 - P.489

はじめに
 原発性小腸癌は,消化管にみられる悪性腫瘍の中では比較的まれな疾患で,特有の症状に乏しいうえ本腫瘍に対する認識の低さから,種々の診断法が進歩した現在でも発見が遅れることが多く,開腹時病変はすでにかなり進行し,したがつて予後も比較的不良な疾患である1)
 今回我々は,原発性空腸癌の4例を経験したので,診断上の問題点とともに文献的考察を加えて報告する.

慢性日本住血吸虫症を合併した急性虫垂炎

著者: 小俣好作 ,   小沢俊総 ,   草野佐

ページ範囲:P.491 - P.493

はじめに
 甲府盆地において日本住血吸虫症の急性発症例は現在全く見られないが,以前に感染し,現在もなお体内に日本住血吸虫卵(以下日虫卵)を有するヒトはかなり多い.
 今回我々は,急性虫垂炎の診断で切除され日虫卵の見られた10症例と同時期の虫垂切除全例を比較し,急性虫垂炎発症と日虫卵の関係について検討するとともに,剖検例における日虫卵の体内分布について検索したので報告する.

Zollinger-Ellison症候群に対するcimetidineの使用経験

著者: 長堀順二 ,   田幡雅彦 ,   斉藤寛文 ,   渡会敏之 ,   関口昭彦 ,   田中公啓

ページ範囲:P.495 - P.500

はじめに
 近年,本邦においてもZollinger-Ellison症候群(以下,ZES)に対するhistamine H2—receptor antagonists(以下,H2—B)の使用報告が散見されるようになつてきた.最近われわれもZESの1例およびその疑診1例に対し,H2—Bの1つであるcimetidineを用いる機会があつたが,その成績は決して満足するものではなかつた.そこで本邦報告例の検討と若干の文献的考察を加え報告する.

臨床報告

ネフローゼ症候群の患者にみられた特発性細菌性腹膜炎の1例

著者: 小川尚洋 ,   大里紳一郎 ,   豊田清一

ページ範囲:P.501 - P.504

はじめに
 ネフローゼ症候群の患者に特発性細菌性腹膜炎(SBP:spontaneous bacterial peritonitis)が合併することは外国では報告例が多いが,本邦ではほとんど知られていないのが現状である.ネフローゼ症候群の約5%にSB—Pがみられるといわれ1),男女比はほぼ1:12)であり,若年者に多発し3),起炎菌としてはS. Pneumonia,E. coliの比率が高い.肝硬変の患者において,SBPが合併することが知られているが,これは腸管粘膜関門が障害されることにより生じるといわれている4,5).ネフローゼ症候群においても同様の機序によりSBPが生じると考えられる.我々はネフローゼ症候群にSBPが合併した症例を経験したので,文献的考察を加えて報告する.

脾過誤腫の1例

著者: 中川俊一 ,   西井三徳 ,   北村純 ,   子日光雄 ,   池田弘徳 ,   田辺賀啓

ページ範囲:P.505 - P.508

はじめに
 脾原発良性腫瘍は稀な疾患であり,特に過誤腫は早期の臨床症状に乏しく偶然の機会に見いだされたり,剖検によつて発見されることがほとんどである.われわれは,上腹部痛を呈する患者に腹部超音波検査を施行して発見された脾腫瘍に対しCT,血管造影などを施行し,手術にて過誤腫と診断し得た症例を経験したので文献的考察を加えて報告する.

食道癌切除後に発生した乳糜胸の1治験例

著者: 渡辺明彦 ,   中谷勝紀 ,   宮城信行 ,   酒本和則 ,   杉崎俊照 ,   白鳥常男

ページ範囲:P.509 - P.512

はじめに
 従来外科手術に起因する乳糜胸はごくまれであつたが,1960年代より,大血管,肺,縦隔,食道などの胸部外科手術の増加に伴つて本邦,欧米ともに報告例が増加してきた.診断,治療法の進歩により従来高かつた死亡率もかなり改善されるようになつたが依然として治療に難渋する症例もみられる.
 今回われわれは食道癌切除後に発生した両側の乳糜胸に対してOK−432及びtetracycline系抗生剤DOXYの胸腔内注入ならびに放射線照射による癒着療法にて治癒し得た症例を経験したので文献的考察を加えて報告する.

Fluid collectionを伴つた急性膵炎の1例

著者: 巽秀典 ,   島野吉裕 ,   四宮洋一 ,   苗加文男 ,   白鳥常男

ページ範囲:P.513 - P.516

はじめに
 超音波診断,CTなどの画像診断の進歩に伴い欧米では急性膵炎の合併症としてのfluid collectionの確定診断率が高まり,更に医学用語上でも膵仮性嚢胞,膵膿瘍との鑑別の重要性が指摘されている.本邦での報告は未だ少なく僅かに散見されるのみである1,2)
 最近われわれは,腹部症状をほとんど示さず胸腔,小網嚢内,後腹膜腔にfluid collectionを認めた症例を経験したので報告する.

自然破裂出血をきたした腎血管筋脂肪腫の1例

著者: 友田潔 ,   中山真一 ,   関宗雄 ,   坂門一英 ,   加野資典 ,   林啓成

ページ範囲:P.517 - P.520

はじめに
 近年,超音波検査,CT scanなどの画像診断の発達にともない,本邦における腎血管筋脂肪腫(renal angio—myolipoma,以下RAMLと略す)の報告例が増加している1,2),RAMLは組織学的には良性腫瘍であるが,腎細胞癌との鑑別や大出血などによる急性腹症を惹起するなど臨床的には重要な問題を含んでいる.
 著者は自然破裂による出血のためショック状態に陥り,緊急検査後,一般状態の改善を待つて腎摘出術を施行し,救命し得た症例を経験したので報告する.

基本情報

臨床外科

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN 1882-1278

印刷版ISSN 0386-9857

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