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文献詳細

雑誌文献

臨床外科41巻4号

1986年04月発行

特集 食道癌手術手技上のポイント

胸部食道癌の切除と郭清—主として頸部郭清について

著者: 田中乙雄1 武藤輝一1 佐々木公一1

所属機関: 1新潟大学医学部第1外科

ページ範囲:P.413 - P.416

文献概要

 胸部食道癌におけるリンパ節転移の実態を頸部,胸部,腹部の3領域リンパ節を郭清した161例を対象に検討し,両側頸部郭清の臨床的意義を考察するとともに,手術手技の実際について述べた.
 胸部食道癌での頸部リンパ節への転移は,癌腫占居部位にかかわらず高率であり,しかも左右差を認めないことから根治性の追求のためには胸部,腹部郭清とともに積極的な両側頚部郭清が必要と考えられる.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

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