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原典を繙く・13
Mirizzi症候群(その3)—Diagnostic Des Obstructions Incomplètes Non Calculeuses Du cholédoque. Leur traitement par la cystico-duodénostomie
著者: 石川功1
所属機関: 1社会保険群馬中央総合病院外科
ページ範囲:P.449 - P.452
文献購入ページに移動現病歴:患者は,11年来,時には1年におよぶ間隔で起こる背部および肩への放散痛と黄疸を伴う心窩部痛発作に悩まされていた.5力月前より,右腸骨窩および右大腿の疼痛を覚えるようになり,最近では発作が頻発するようになつた.この患者は肥満した女性である.膵・胆道領域には圧痛がみられ,Murphy徴候陽性(深吸気時に肝下部にみられる圧痛で胆嚢炎の徴候:訳者註).右腸骨窩部にも圧痛を認める.胆嚢はX線的に造影されない.
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