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文献詳細

雑誌文献

臨床外科41巻4号

1986年04月発行

文献概要

文献抄録

胆管胆管吻合—比較的安全な肝移植手技

著者: 尾沢巌1

所属機関: 1慶応大学医学部外科

ページ範囲:P.455 - P.455

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 Groningen大学では1979年から31例に肝移植を行つたが,そのうち19例は生存しており,11例は1年から4年半の長期生存している.
 胆道再建は,肝移植のアキレス腱である.胆道再建には,胆嚢空腸吻合,胆管空腸吻合(Roux-en-Y),胆嚢導管を用いる方法が行われているが,Groningen大学では胆道再建には胆管胆管吻合を用いる方針である.すなわち成人の29例はすべて胆管胆管吻合を行い,2例の小児には,胆嚢導管による吻合と胆管空腸吻合を行つた.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

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