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臨床研究
原発性空腸癌4例の検討
著者: 岩本末治1 木元正利1 牟礼勉1 瀬尾泰雄1 今井博之1 清水裕英1 長野秀樹1 林秀宣1 笠井裕1 山本康久1 佐野開三1 小塚一史2 木原彊2
所属機関: 1川崎医科大学消化器外科 2川崎医科大学消化器内科
ページ範囲:P.485 - P.489
文献購入ページに移動原発性小腸癌は,消化管にみられる悪性腫瘍の中では比較的まれな疾患で,特有の症状に乏しいうえ本腫瘍に対する認識の低さから,種々の診断法が進歩した現在でも発見が遅れることが多く,開腹時病変はすでにかなり進行し,したがつて予後も比較的不良な疾患である1).
今回我々は,原発性空腸癌の4例を経験したので,診断上の問題点とともに文献的考察を加えて報告する.
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