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原典を繙く・14
「Mirizzi症候群」原著の翻訳を終えて
著者: 石川功1
所属機関: 1社会保険群馬中央総合病院外科
ページ範囲:P.619 - P.622
文献購入ページに移動はじめに
Mirizzi症候群については,近年の胆道系画像診断学の長足の進歩とともに報告例が増加するにつれ,その定義の解釈や臨床的意義に関してさまざまな混乱が生まれ,新たな議論の的となつている.
1982年に東京で開かれた第18回胆道疾患研究会においても,Mirizzi症候群が主題の1つとしてとり上げられ,(1)定義,(2)鑑別診断,(3)治療法などにつき活発な討論が行われたが,とくに定義に関しての混乱が目立つた1).
Mirizzi症候群については,近年の胆道系画像診断学の長足の進歩とともに報告例が増加するにつれ,その定義の解釈や臨床的意義に関してさまざまな混乱が生まれ,新たな議論の的となつている.
1982年に東京で開かれた第18回胆道疾患研究会においても,Mirizzi症候群が主題の1つとしてとり上げられ,(1)定義,(2)鑑別診断,(3)治療法などにつき活発な討論が行われたが,とくに定義に関しての混乱が目立つた1).
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