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特集 外科患者・薬物療法マニュアル Ⅰ.術前・術後管理における薬物療法の実際
肺癌手術
著者: 前田昌純1 南城悟1
所属機関: 1香川医科大学第2外科
ページ範囲:P.672 - P.673
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1)慢性閉塞性肺疾患を合併することが多いので,術後肺合併症の予防のためビソルボン(6錠分3/日),ダーゼン(9錠分3/日)等の喀痰融解剤とブリカニール(6錠分3/日)等の気管支拡張剤を投与する.喀痰の多いwet caseでは体位ドレナージ等の理学療法が重要である.気管・気管支形成術を行う場合には術前3日間ペニシリン系またはセファロスポリンの抗生物質を投与する.
2)循環器系,消化器系の合併症については本特集別稿を参照のこと.
1)慢性閉塞性肺疾患を合併することが多いので,術後肺合併症の予防のためビソルボン(6錠分3/日),ダーゼン(9錠分3/日)等の喀痰融解剤とブリカニール(6錠分3/日)等の気管支拡張剤を投与する.喀痰の多いwet caseでは体位ドレナージ等の理学療法が重要である.気管・気管支形成術を行う場合には術前3日間ペニシリン系またはセファロスポリンの抗生物質を投与する.
2)循環器系,消化器系の合併症については本特集別稿を参照のこと.
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