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文献詳細

雑誌文献

臨床外科41巻6号

1986年06月発行

文献概要

特集 外科患者・薬物療法マニュアル Ⅰ.術前・術後管理における薬物療法の実際

肺癌手術

著者: 前田昌純1 南城悟1

所属機関: 1香川医科大学第2外科

ページ範囲:P.672 - P.673

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□術前の管理
 1)慢性閉塞性肺疾患を合併することが多いので,術後肺合併症の予防のためビソルボン(6錠分3/日),ダーゼン(9錠分3/日)等の喀痰融解剤とブリカニール(6錠分3/日)等の気管支拡張剤を投与する.喀痰の多いwet caseでは体位ドレナージ等の理学療法が重要である.気管・気管支形成術を行う場合には術前3日間ペニシリン系またはセファロスポリンの抗生物質を投与する.
 2)循環器系,消化器系の合併症については本特集別稿を参照のこと.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

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