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文献詳細

雑誌文献

臨床外科41巻6号

1986年06月発行

文献概要

特集 外科患者・薬物療法マニュアル Ⅰ.術前・術後管理における薬物療法の実際

潰瘍性大腸炎

著者: 伊原治1 大原毅1

所属機関: 1東京大学医学部第3外科

ページ範囲:P.692 - P.693

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□術前管理における薬物療法
1.保存的治療薬について
 1)保存的治療薬としてはprednisolone(以下PS)とsalicylazosulfapyridine(以下SA)が主として用いられる.
 2)激症型における緊急手術以外はPSから離脱しておくことが望ましい.離脱方法は図のごとくで,30〜40mg/日の内服または点滴静注から開始して2週間で5mgずつ漸減していく.毎週2回ずつ血沈と血算をチェックする.下血が再発すれば再び1段階元にもどして漸減する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

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