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文献詳細

雑誌文献

臨床外科41巻6号

1986年06月発行

特集 外科患者・薬物療法マニュアル

Ⅰ.術前・術後管理における薬物療法の実際

胆道癌手術

著者: 小山研二1 川村隆彦1

所属機関: 1秋田大学医学部第1外科

ページ範囲:P.701 - P.703

文献概要

 胆道癌のうち胆管癌は閉塞性黄疸を伴つていることが多く,この場合PTBD等を施行し,総ビリルビン値を5 mg/dl以下にしてから二期的に胆管切除術や膵頭切除術を施行するのが一般的である,また胆嚢癌に対してはしばしば広範なリンパ節郭清を伴う肝の区域(部分)切除を行うなど,胆道癌の根治手術の侵襲は大きく,術式も多様である.したがつて,その術前・術後の薬物療法には,術式に関係しない共通の事項と,術式による特殊性とがあり,前者を中心に述べ,後者にも少し触れたい.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

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