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文献詳細

雑誌文献

臨床外科41巻6号

1986年06月発行

特集 外科患者・薬物療法マニュアル

Ⅱ.救急患者の薬物療法

急性腹症

著者: 柵瀨信大郎1 牧野永城1

所属機関: 1聖路加国際病院外科

ページ範囲:P.744 - P.745

文献概要

□術前管理
1.輸液
 急性腹症患者では嘔吐,腸管内腸液貯留,腹膜炎などにより循環血液量(細胞外液量)が減少しており,重篤となればショックに陥ることもある.いたずらに手術を急げば,麻酔導入時に血圧低下をきたし危険である.患者が来院したら診断と平行して輸液を開始し,細胞外液量を補正してから手術にもつてゆくことが重要である.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

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