文献詳細
特集 外科患者・薬物療法マニュアル
Ⅱ.救急患者の薬物療法
文献概要
□術前管理
1.輸液
急性腹症患者では嘔吐,腸管内腸液貯留,腹膜炎などにより循環血液量(細胞外液量)が減少しており,重篤となればショックに陥ることもある.いたずらに手術を急げば,麻酔導入時に血圧低下をきたし危険である.患者が来院したら診断と平行して輸液を開始し,細胞外液量を補正してから手術にもつてゆくことが重要である.
1.輸液
急性腹症患者では嘔吐,腸管内腸液貯留,腹膜炎などにより循環血液量(細胞外液量)が減少しており,重篤となればショックに陥ることもある.いたずらに手術を急げば,麻酔導入時に血圧低下をきたし危険である.患者が来院したら診断と平行して輸液を開始し,細胞外液量を補正してから手術にもつてゆくことが重要である.
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