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文献詳細

雑誌文献

臨床外科41巻7号

1986年06月発行

特集 肛門部疾患診療のテクニック

痔核手術のテクニック—前処置から後療法まで

著者: 松田保秀1

所属機関: 1松田病院

ページ範囲:P.994 - P.998

文献概要

 本邦ではMilligan,Morganらによつて確立された結紮切除術を基本とし種種の工夫が行われている.私はSalmonの高位血管結紮とMilligan,Morgan法を原法とし,Parksのsubmucosal haemorrhoidectomyの概念を導入した手術を7〜8年行つている.その特徴は術後の浮腫,皮垂が少なく仕上りが平らできれいなことである.そしてなによりもanal plastic surgeryともいうべき繊細な手術が出来るのも,underminingの技術と,摂子型電気メス,パークス型肛門開口器,剥離尖刀などの恩恵による.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

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