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臨床報告
原発性鎖骨下静脈血栓症の1例と本邦報告例の検討
著者: 西山利弘1 山下勝之1
所属機関: 1小野田市立病院外科
ページ範囲:P.1075 - P.1077
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原発性鎖骨下静脈血栓症(以下本症と略)とは,特発性あるいは直接間接に鎖骨下あるいは腋窩静脈の外傷に引続いて,同部に血栓を生ずる疾患である1).本邦では,鎌谷らが2),1978年までに報告された10例を集計している.
最近我々は本症の1例を経験し,併せて本邦報告例を蒐集したので,若干の文献的考察を加えて報告する.
原発性鎖骨下静脈血栓症(以下本症と略)とは,特発性あるいは直接間接に鎖骨下あるいは腋窩静脈の外傷に引続いて,同部に血栓を生ずる疾患である1).本邦では,鎌谷らが2),1978年までに報告された10例を集計している.
最近我々は本症の1例を経験し,併せて本邦報告例を蒐集したので,若干の文献的考察を加えて報告する.
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