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文献詳細

雑誌文献

臨床外科41巻8号

1986年07月発行

文献概要

臨床研究

外科的に治療したExulceratio simplex(Dieulafoy)5症例の検討

著者: 原田雅光1 森本重利1 田中直臣1 惣中康秀1 武原正夫1 住友正幸1 善成雅彦1 倉立真志1 森住啓2

所属機関: 1徳島市民病院外科 2徳島市民病院病理

ページ範囲:P.1183 - P.1188

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はじめに
 Exulceratio simplex(以下,Esと略す)は,1898年Dieulafoy1)により,胃上部噴門下の小さな粘膜欠損部で,その深部の粘膜下を走る異常に太い動脈の破綻により大出血を起こす疾患として命名されたものである.われわれは,1980年より1984年までの5年間に,上部消化管大量出血にて外科的治療を行つた53例中5例にこの疾患を経験したので報告する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

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