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臨床研究
外科的に治療したExulceratio simplex(Dieulafoy)5症例の検討
著者: 原田雅光1 森本重利1 田中直臣1 惣中康秀1 武原正夫1 住友正幸1 善成雅彦1 倉立真志1 森住啓2
所属機関: 1徳島市民病院外科 2徳島市民病院病理
ページ範囲:P.1183 - P.1188
文献購入ページに移動Exulceratio simplex(以下,Esと略す)は,1898年Dieulafoy1)により,胃上部噴門下の小さな粘膜欠損部で,その深部の粘膜下を走る異常に太い動脈の破綻により大出血を起こす疾患として命名されたものである.われわれは,1980年より1984年までの5年間に,上部消化管大量出血にて外科的治療を行つた53例中5例にこの疾患を経験したので報告する.
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