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文献詳細

雑誌文献

臨床外科41巻8号

1986年07月発行

文献概要

臨床報告

潰瘍性大腸炎の術後,空腸に壊死性動脈炎を伴つた1剖検例

著者: 加藤光保1 沢井高志1 京極方久1 伊東正一郎2 望月福治2 斎藤善広2 林哲明2 山崎匡2

所属機関: 1東北大学医学部第1病理学教室 2仙台市医療センター

ページ範囲:P.1221 - P.1226

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はじめに
 潰瘍性大腸炎(以下UC)は,その病因として免疫異常も考えられている疾患であるが,合併症として血管炎を伴つたとする報告は少ない.今回,われわれは重症のUCで死亡した患者で,剖検時空腸に壊死性動脈炎を認めた症例を経験したので,その成因について,若干の考察を加えて報告する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

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