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文献詳細

雑誌文献

臨床外科41巻9号

1986年08月発行

文献概要

特集 悪性腫瘍を疑うX線像

大腸癌を疑うX線像

著者: 宮沢とも子1 飯島俊秀2 正田弘一2 平敷淳子1

所属機関: 1群馬大学医学部附属病院中央放射線部 2群馬大学医学部附属病院第1外科

ページ範囲:P.1261 - P.1267

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 大腸癌の早期発見・確定診断のためには便潜血反応,直腸診と共に内視鏡と注腸二重造影は不可欠である.注腸造影像から癌を見落さずに診断するためのポイントとして(1)小隆起病変の検出,(2)腸管辺縁の不整像や変形の読影,(3)内腔の狭窄や閉塞像の存否,をあげ解説する.
 大腸癌と注腸造影像から鑑別を要するものとして(1)生理的収縮,(2)他臓器や腹腔内腫瘤による圧迫,(3)小隆起性病変,(4)炎症性病変,(5)虚血性大腸炎,をあげ解説する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

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