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臨床報告
大腸多発性悪性リンパ腫の1例
著者: 石神博昭1 山中義秀1 小川清1 小久保茂樹1 青柳栄一1 安倍巳紀男1 伊藤健次郎1
所属機関: 1成田赤十字病院外科
ページ範囲:P.1317 - P.1320
文献購入ページに移動リンパ細網組織由来の悪性腫瘍の総称である悪性リンパ腫は当然のことながらリンパ節に発生することが最も多く,次いで扁桃などのリンパ系組織であるが,消化管も好発部位の1つである.
消化管の悪性リンパ腫の発生部位は胃が最も多く,次いで小腸,とくに回腸終末部であり,直腸を含む大腸には少ない.
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