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文献詳細

雑誌文献

臨床外科41巻9号

1986年08月発行

文献概要

臨床報告

多発性胃カルチノイドの1例

著者: 黒川剛1 大林正仁1 板坂安修1 永田巌1 鈴木龍哉1 三浦克敏2 白澤春之2

所属機関: 1蒲郡市民病院外科 2浜松医大第2病理

ページ範囲:P.1341 - P.1344

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はじめに
 胃カルチノイドは胃腫瘍の中でも比較的まれなものであり,増殖は緩徐であるが,悪性の経過をたどるものとして知られている.近年,胃カルチノイドの発生母地として,内分泌細胞の過形成が注目されてきている.われわれは最近,内分泌細胞微小胞巣を母地として発生したと考えられる多発性胃カルチノイドの1例を経験したので,若干の文献的考察を加えて報告する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

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