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文献詳細

雑誌文献

臨床外科42巻1号

1987年01月発行

文献概要

カラーグラフ 乳腺疾患の外科病理・1

乳房原発悪性B細胞性リンパ腫—髄腔内浸潤合併例

著者: 山科元章1

所属機関: 1埼玉医科大学第一病理

ページ範囲:P.13 - P.14

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 悪性リンパ腫がリンパ節外に発生することは,さまざまな臓器において多くの例が報告されている.乳腺にも,比較的少ないが,節外リンパ腫の発生がみられ,本邦では田仲らが1983年に73例を集計している.
 悪性リンパ腫の診断は,臨床的にも,病理学的にも困難な例があるが,とくに乳腺においては乳癌と混同されやすい臨床病理所見から鑑別診断の問題となる例が少なくない.ここに免疫組織化学的に確認された乳腺のB細胞性リンパ腫の1例を供覧する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

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