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文献詳細

雑誌文献

臨床外科42巻1号

1987年01月発行

文献概要

特集 今日の肺癌治療 '87

再発肺癌の手術適応と予後

著者: 土屋了介1

所属機関: 1国立がんセンター病院外科

ページ範囲:P.41 - P.45

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 切除肺癌の5年生存率は30ないし40%にすぎず,再発転移によつて亡くなる症例が多いが,中には再発が胸郭内局所のみに限局している状態で発見され,再手術によつて再度根治できる症例もある.このような症例では再手術のための手術手技や術後残肺機能の低下による術中術後の管理の困難さはあるが,再切除後の5年生存率は41%と良好であり、再発時の慎重な病態の把握と術式の選択によつてさらに適応を増やし成績を上げることが期待される.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

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