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文献詳細

雑誌文献

臨床外科42巻10号

1987年09月発行

文献概要

特集 癌術後follow upと再発時の対策

肝細胞癌

著者: 島村善行1 竹中能文1 石井正則1 関和司1 志真泰夫2 高橋陽2 松山智治1

所属機関: 1国立療養所松戸病院外科 2国立療養所松戸病院内科

ページ範囲:P.1525 - P.1530

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はじめに
 肝細胞がん(HCC)は胃がん,肺がんにつぎ第3位のがん発生頻度であり,50歳台の男性に多い.症状発現が遅く,進行がんが多いため予後はまだまだ悪く,社会に与える影響は大きい.その予後を良くするためには,早期発見・早期治療はもちろんのこと,ここでとり上げられたテーマの如く術後follow upを十分にして,再発に速やかに対処しなければならない.
 また,術後follow upの"術後"とは本特集の主旨からして,肝切除の回復期を離脱した時期,すなわち術後約1ヵ月以降として話を進めていきたい.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

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