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文献詳細

雑誌文献

臨床外科42巻10号

1987年09月発行

特集 癌術後follow upと再発時の対策

胆道癌

著者: 小山研二1 田中淳一1 嘉藤茂1 佐藤泰彦1 古岡浩1 佐藤敬文1

所属機関: 1秋田大学医学部第1外科

ページ範囲:P.1535 - P.1538

文献概要

はじめに
 胆道癌の手術成績は診断技術の進歩,術前術後管理の改善に伴い,徐々に向上している.しかし,5年以上長期生存例の多くはいわゆる早期胆道癌によつて占められており,Stage II, IIIに対する治療法の確立が急務である.これら症例では肉眼的に治癒切除と判定されても組織学的に非治癒であることが多く,術後早期に再発する場合が少なくない.そこで適切な補助療法と厳重な術後fo-llow upおよび再発時の対策が極めて重要であり,本稿ではこれらの点について胆道癌切除例を中心に述べてみたい.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

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