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文献詳細

雑誌文献

臨床外科42巻10号

1987年09月発行

文献概要

特集 癌術後follow upと再発時の対策

消化管悪性リンパ腫

著者: 小堀鷗一郎1 中原一彦2

所属機関: 1東京大学医学部第1外科 2東京大学医学部臨床検査医学講座

ページ範囲:P.1559 - P.1562

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はじめに
 悪性リンパ腫はリンパ節原発と考えられるものとリンパ節以外の臓器が原発巣である節外性悪性リンパ腫とに分類しうるが,本稿では手術の対象となる節外性悪性リンパ腫について自験例の分析を基として術後follow upと再発時の対策を述べることとする.節外性悪性リンパ腫手術症例は1963年より現在までに58症例で,このうち43例,74.1%が消化管原発例(胃29例,腸管14例)であるところから以下に述べる術後のチェック法,評価,再発の早期発見などは消化管悪性リンパ腫とくに胃悪性リンパ腫を念頭において論述したものと理解していただきたい.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

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