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文献詳細

雑誌文献

臨床外科42巻12号

1987年11月発行

文献概要

特集 胆石症—最近の話題

胆石溶解・破砕療法と外科

著者: 中山文夫1

所属機関: 1九州大学医学部第1外科

ページ範囲:P.1785 - P.1787

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 1972年に,キノデオキシコール酸,1974年頃より,ウルソデオキシコール酸が経口的胆石溶解剤として導入され,最近になりmonooctanoin, methyl tertiary butyl etherによる直接胆石溶解療法が始められかなりの成果をあげて来た.しかし,これらの方法は真の意味の原因療法には程遠く胆石は除去されても胆石生成の原因は除去された訳ではないので胆石の再生成を来たす可能性は大きい.したがつて永久療法としては当分の問外科的療法に頼らざるを得ない.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

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