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文献詳細

雑誌文献

臨床外科42巻12号

1987年11月発行

文献概要

Report From Overseas

上肢のBuerger病に対する自家遊離大網移植術

著者: 陳立章1 于徳昌1 劉人晨1 呉挺1

所属機関: 1中国華北石油総病院外科

ページ範囲:P.1821 - P.1825

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はじめに
 Buerger病は中国においてはよくみられる疾患である.従来より治療が困難な疾患とされ、いまだ理想的な治療方法が確立されていない.近年,大網移植術がBu-erger病に対する1つの有効な治療法として報告されているが,その多くは下肢の場合で,上肢に対して適用した報告はほとんどみられないようである1-3).1982年よりわれわれは上肢のBuerger病に対して,顕微鏡下に自家遊離大網移植を4例に施行し,良好な成績をえた.ここにその手術方法や治療効果を中心に報告する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

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