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文献詳細

雑誌文献

臨床外科42巻12号

1987年11月発行

文献概要

臨床報告

術前副腎嚢胞の診断にて開腹した後腹膜神経鞘腫の1例

著者: 山口淳三1 松尾晃一1 天野力太1 平田正信2 池田高良3 樋上賀一3

所属機関: 1国立小浜病院外科 2国立小浜病院内科 3長崎大学医学部病理学第1教室

ページ範囲:P.1871 - P.1875

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はじめに
 神経鞘腫は,末梢神経のSchwann細胞から発生する腫瘍で,身体の各部位とくに頭頸部および上肢に発生することが多く後腹膜腔に原発する神経鞘腫の報告は比較的まれである.最近我々は術前副腎嚢胞の診断にて開膜した後腹膜神経鞘腫の1例を経験したので報告する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

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